英語を「話せる」ようになるには、実際に「話す」経験をすることが良いと思います。超絶大量のインプット(主に読む)をしていれば、何かの場面でそれなりにアウトプットできる可能性もありますが、まだまだ経験が短いこども時代においては、それはあまり現実的ではないので、試行錯誤しながら話していくことが良いと思われます。
サニーバニーの講座を受講した時に、「話したいようにもっていく」ことが重要であると学びました。実際サニーバニーのデモレッスンでは、あれ不思議!口が勝手に!!マジックを経験しました。というわけで、レッスンで「どうすれば”話す”のか」は、準備段階で考えます。しかし、いざやってみると、そうは上手くいかないことも多かったり、その時の子どもの様子まで想定できていなかったりします。そこで、相手の様子を見ながらオンタイムでレッスンを調整していきます。リピート、つまらなそうだな、身になっていないなと思うと、「言ったら楽しいことが待ってるよ」という雰囲気にしていきます。例えば昨日の園児さんレッスンの、he/she/boy/girlを学ぶ場面。みんなの気持ちが教室のあちこちに行ってしまっていると感じ、絵カードを見て発語できたおともだちにその絵カードを渡しました。発語すればカードがもらえます。そうすると、一気にみんなが集中してたくさん発語していきます。みんなの気持ちが私の方に向かった時間でした。リピートするの、ちょっと怠いな、という時も、やはりリピート「したくなる」ように仕掛けていく。うちの英語教室のレッスンでは、結局そこで習ったことを「使える」ように、そのあとアクティビティーが用意されているので、導入部分でしっかり分かってもらうことが、身につく身につかないの鍵の部分だと思います。
もちろん色々難しいのですが、少なくとも「話したい」を引き出すことがポイント、と分かって試行錯誤していくのがこども英語学習の軸かと思います。ご家庭でサポートされる際も応用してみてください。