【英語学習のコツ】ジブンゴトにできるか

こども英語教室

英語学習は「覚えること」の積み重ねです。いかに「覚える」か、新しく触れた言葉を「定着」させられるかのコツとして、意識しておくとよいことのひとつは、「自分のこと」にできるかどうか、だと思います。これは最近だいぶ実感していて、小学校の授業でも、例えば、光村図書Here We Go!6年生では、なりたい職業とその理由を言って発表するという単元があります。将来の夢がない子はどうするんだ?という反論はいったん置いておいて、授業で習ってきたシンプルな表現を自分事としてシンプルに使いこなせるかが問われ、「外部で習っているからたくさん表現できる」のではなく、あくまで教科書で触れてきた表現を、必要であれば応用して、自分の発表原稿を作っていきます。子どもたちの個性が出てとても楽しい授業です。

英語教室Blue Planet Academyで英語を学んでいる子たちにもいろいろな学びの個性があって、「真面目に一生懸命」タイプの子もいれば、センスを光らせてふとした瞬間に自分を表現してくれる子もいます。例えばI like(動物)の言い方を学んだとして、その時に一生懸命リピートして覚えるのは基本なのですが、「その時」が過ぎて、絵本を読んでいる時に、あ!っと思って、「I like polar bears!」と自分のことを教えてくれる、表現してくれる子は学びの速度が上がるな、と思います。習ったことを自分のことになぞってインプットして、自分のこととしてアウトプットする、という一つのコツです。

英語教室でもどんどん自分の言葉で表現していける力を育てていかないとなぁ、と改めて戒めています。