appleはりんごではない!?

こども英語教室

こども英語の基本は、英語は英語で理解する。昭和の中学生のように、ひとつ英単語が出てこれば逐一日本語に訳す、などという後々色々面倒になるようなやり方はしない。

新年が明け、教室の飾りつけも一新しようと、古くなったウォールステッカーをはがし、少しずつ(相変わらずスピード感がない)掲示物を増やしていこうかと。それでたまたま見つけたクウォートを貼ってみた。

上)IfIf IfI

上)ウォルトディズニーの言葉 If you can dream it, you can do it 下)セオドア・ルーズベルトの言葉 Do what you can, with what you have, where you are. 実はこういう名言系が好きで、たまたま見つけては心に刺さるものをじっくり鑑賞?したり。大体において名言系は広く一般に向けたメッセージなので難読ということがない。if you can dream it, you can do itを、例えば、「夢を見ることができれば、夢は叶えることができる」などと日本語に置き換えるのはナンセンスで、まぁ大体そういう意味なのだけれど、とにかくこれは英語で”感じて”ほしいのです。

つまり英語を日本語に置き換えてしまうと、大体の意味の理解はできるのだけれど、”感じとる”ことができない。英語を英語で理解し、日本語に邪魔されることなくダイレクトに感じ、理解をしてほしいと思う。どうしたらそうなるのか。答えはやはり、「日本語に置き換えない」を徹底することだと思う。appleをリンゴ、rainを雨と置き換えていれば、いつまでたっても本当の意味で英語を理解することはできない。リンゴや雨といった置き換えた言葉が邪魔をしてしまう。テレビのヒーローインタビューなどで、原語を聞かずに通訳者の言葉で聞く、とか、説明書を原語では読まず、日本語訳を見て理解する、とか、そういう現象と同じで、直接触れるのは置き換えた言葉(=日本語)。自分が知っている英語を含めた、理解できそうなレベルの英語に量触れることで、段々と英語を英語として理解できていきます。だまされたと思ってお試しあれ。